伊予之二名島旅行記 旅程編

北海道計画|最初に描いていた旅のかたち


今回の旅の計画は、もともと 北海道 から始まりました。
1月の時点で考えていたのは、函館から稚内市までを縦断する旅。
道南から道北へ、距離のある移動も含めてじっくり巡るプランです。

しかし、旅の時期は11月末。
北海道はすでに本格的な冬を迎える季節です。
雪や吹雪による交通網の乱れを考えると、長距離移動が多い今回のプランはリスクが高いと判断しました。

「無理をして行くより、安心して動ける旅にしよう。」
そう考え、北海道行きは今回は見送ることにしました。

何処へ行こうか?


北海道行きを見送ったあと、あらためて行き先を考えることにしました。

昨年は 出雲や広島、その前は 京都・大阪・兵庫・奈良 と、ここ数年は西方面が続いています。
「次は東へ行ってみようか?」
そんな考えも浮かびました。

東北、関東、北陸、九州――
実は、まだ行ったことのないエリアもたくさんあります。
選択肢はいくらでもあり、しばらく悩む時間が続きました。

そんな中でふと思い出したのが、去年のサンライズでの移動。
夜行列車で移動するあの時間が、とても心地よく印象に残っていました。

「またサンライズに乗りたいな。」
そう思った瞬間、行き先が自然と見えてきます。

次はサンライズに乗って、四国へ行こう。

そうして、今回の旅の方向性が固まりました。

ルート設定|サンライズ前提で、四国をどう回るか


今回の旅は、サンライズに乗ることが前提。
となると、スタート地点は自然と高松に決まります。
そこから先を、どう回るかが悩みどころでした。

候補に挙がったルートは、大きく2つ。

ひとつは、
高松 → 徳島 → 丸亀 → 今治 → 松山(湯築) → 大洲 → 宇和島 → 高知

もうひとつは、
高松 → 徳島 → 丸亀 → 高知 → 宇和島 → 大洲 → 松山(湯築) → 今治

城の位置、移動距離、鉄道とバスの乗り継ぎ。
どの順番なら無理なく、効率よく回れるのか。
時刻表と地図を行ったり来たりしながら、しばらく悩む時間が続きました。

「どちらも一長一短だな……。」

そう思いながら、仮のルートを何度も組み直していたのですが、出発の1か月前、ここで大きな問題が発生します。

この出来事が、最終的なルートを決定づけることになりました。

サンライズが取れなかった|計画は一転、白紙へ


ここで、まさかの事態が起こります。
サンライズが取れませんでした。

今回の旅は、サンライズに乗ることを前提に組み立てていただけに、この時点で計画は大きく揺らぐことになります。

夜間に長距離移動ができる手段を考えると、サンライズと同じように使えるのは夜行バスしかありません。
となると、スタート地点や順路の自由度が一気に変わってきます。

そこで新たに浮上してきたのが、次のルート。

高知 → 宇和島 → 大洲 → 松山(湯築) → 今治 → 丸亀 → 高松 → 徳島

夜行バスを軸に考えると、これまで想定していなかった順番でも回れる可能性が見えてきました。

ただし、選択肢が増えた分、「どこから入って、どこで抜けるのがベストなのか」
判断はさらに難しくなっていきます。

こうして、ルート選びは一気に 混迷を極めることに。

計画を練り直す時間は、まだ続きます。

旅の軸と取捨選択|そしてルートは固まった


今回の旅で、最初に決めていた軸ははっきりしていました。
メインは「100名城めぐり」。
そこに加えて、どうしても外せなかったのが 金比羅神宮を登ることです。

一方で、魅力的な寄り道候補もいくつかありました。
徳島から鳴門へ足を伸ばして鳴門の渦潮を見ること、大塚国際美術館をじっくり巡ること。
そして、松山では道後温泉に入ること。

ただ、ここで現実的な問題に直面します。
100名城スタンプが押せる時間帯、各施設の休館日、そして移動にかかる時間を冷静に当てはめていくと、どう考えても 日程が足りない。

悩みに悩んだ末、今回は鳴門の渦潮・大塚国際美術館・道後温泉を泣く泣く行き先リストから外すことにしました。

「また次の楽しみに取っておこう。」
そう割り切ることで、旅全体の輪郭がようやく見えてきます。

そして、帰りの高速バスの乗車場所を高知に決めたことで、最終的なルートは次の形に落ち着きました。

高松 → 徳島 → 丸亀 → 今治 → 松山(湯築) → 大洲 → 宇和島 → 高知

こうして、迷い続けたルート選びにもようやく終止符。
あとは、この行程を信じて旅に出るだけです。


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