近畿旅行記 其之二(京都二日目編)

京都2日目は、朝食を済ませて、市バスで東山地区とは正反対の嵐山方面へと向かいました。

嵐山に来たらココ


国の特別名勝に指定された、広大な敷地に四季折々の植物が植えられいつ来ても美しい庭園で有名な天龍寺へ。
紅葉の時期に来たので、綺麗な紅葉の庭を見る事が出来ました。
本堂の畳に座って見る庭園は格別です。庭園だけでなく本堂の襖絵や欄間といった装飾も見ごたえがありました。


敷地に入る前から紅葉が綺麗でした。


襖に描かれた「雲龍絵」迫力がありますね。


約700年前の作庭当時の面影をとどめた「曹源池庭園」
紅葉も綺麗で天気も良かったので、畳に座って庭を眺めてボーッっとしてしまいました。
普段は仕事の事とか、いろいろ考えてしまうので、こういう時間は大事ですね。


「達磨絵」印象的な表情をしていますね。


外へ出て、庭園側の丘からの風景。
こちらからの風景も良いです。


最後に法堂へ。
ここに雲龍図があります。どこに立って見上げても龍と目が合い、トリックアートを見ているような不思議な気持ちになりました。
迫力があるので、ぜひ足を運んでみてください。

内部での写真撮影はダメ!


 参拝料(庭園+諸堂) 800円 
 法堂「雲龍図」特別公開 500円 



宝厳院


天龍寺を後にし、お隣の宝厳院へ。
江戸時代初期に建てられたお寺で、天龍寺の塔頭(たっちゅう)と呼ばれる小寺の一つです。
嵐山の景観を取り入れた借景式山水庭園「獅子吼の庭」が有名。特別拝観期間にしか入れないので良いタイミングで来ることが出来たと思います。

庭石と紅葉の競演。日本庭園っていいものですね。


庭石と紅葉の競演。日本庭園っていいものですね。

 参拝志納料(庭園) 700円 



おひるごはん


この日のお昼は、天龍寺近くの“湯豆腐 嵯峨野”へ。
普段スーパーで買う豆腐の湯豆腐とは違い、滑らかで美味しい。庭を借景にした食事は格別でした。


湯豆腐定食 4,000円




嵯峨嵐山の竹林の小径


食事後は“竹林の小径”を歩いてきました。
自然豊かで紅葉の風情とは違う新鮮な雰囲気を体感しました。多くの観光客がひっきりなしに歩いているので立ち止まって撮影するには注意が必要な場所です。


道の両脇に背の高い竹林が、50m程続く道


野宮神社


竹林の小径沿いにある、“野宮神社”へ。
源氏物語にも登場し、嵯峨野の歴史には外せない天照皇大神を祀る神社です。
クヌギの樹皮を剥かずに使用した“黒木鳥居”は保存が難しく、原木のクヌギが入手困難なことから、日本で唯一の貴重な鳥居だそうです。


野宮神社の黒鳥居


月が渡る橋


竹林を抜けて桂川に掛かる“渡月橋”が見える場所へ。
美しく、風情のある橋でした。「月が橋を渡るように見える」というイメージが名前の由来になってるそうです。


ポツリポツリと雨が降ってきた


時代劇のロケ地 大覚寺

嵐山商店街を散策し市バスで“大覚寺”へ。
時代劇の エンディングロールで必ずといっていいほど名前が出てくるので、以前から行きたいと思っていた場所の一つで、名前は知ってる読者の方も多いのではないでしょうか。
元は嵯峨天皇(平安時代)の離宮として造られ、のちに寺に改められた歴史があります。
敷地内は広く襖絵や、庭園の景観も美しい場所でした。

 参拝料金(障) 無料 


大覚寺 表門


大覚寺の東側に広がる“大沢池”
日本最古の人工庭池とされていて、甲子園球場と同じくらいの大きさだそう。


護摩木を焚く護摩堂は、時代劇では“盗人宿”として使われてるそう。


大沢池の周遊道、黄門様ご一行が歩いてたり、早馬が駆け抜けていきそうな道。



嵐山地区を巡り2日目の旅程は終了。

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