三重100名城巡り

昔の仕事仲間と、名古屋で飲み会


今年のGWは、昔の仕事仲間からのお誘いがあり、名古屋へ飲みに行ってきました。

学校、職場、趣味の集まり――。
人はさまざまなコミュニティに所属して、出会って、離れて、また新しい場所へ入っていく。その繰り返しの中で、退職してからもこうして集まれる仲間がいるのは、本当にありがたいことだなと感じます。

さて、せっかく名古屋まで行くなら、どこか寄り道をしたい。
そこで今回は、三重県の100名城を巡ることにしました。


【お刺身の盛合せ】いいえ【お通し】です。


近鉄と伊賀鉄道で、忍者の里・伊賀へ

まずは近鉄と伊賀鉄道を乗り継ぎ、伊賀市へ。

伊賀神戸駅

GWの祝日ということで混雑は確実。というわけで、最初に向かったのは「伊賀流忍者博物館」です。


からくり屋敷に大人も大興奮

からくり屋敷は想像以上に面白く、「DIYスキルが異常に高かったら、自宅にこんなの作ってみたい……」と思うような仕掛けが次々登場。

忍者屋敷というより、“江戸時代の超本気リフォーム”を見ている感覚でした。

本物の忍具を使う忍者ショーは必見

そしてお目当ては、やはり忍者ショー。
かなり早い段階で並んだおかげで、前方の席を確保することができました。

2列目を確保。立ち見客もいるほどの混雑

本物の手裏剣や日本刀を使った実演は迫力満点。
テレビやゲームで見る“忍者”とは違う、本物の技術と緊張感があり、一見の価値ありです。


築城の名手・藤堂高虎が築いた「伊賀上野城」

その後は、伊賀上野城の天守を登りました。

伊賀上野城は、築城の名手として知られる藤堂高虎によって大規模に整備された城です。
高虎といえば、今治城や宇和島城なども手掛けた名築城家。伊賀上野城でも、その特徴である高石垣を見ることができます。

日本有数の高さを誇る高石垣

特に本丸西側の高石垣は約30メートル近くあり、日本有数の高さを誇る石垣として有名です。

実際に近くで見ると迫力は圧巻で、「これを重機なしで積んだ時代の人、どうなってるんだ……」と毎回思わされます。

現在の天守は昭和期に再建されたものですが、木造天守として美しく、“白鳳城”とも呼ばれる優雅な姿が印象的でした。

天守を見学した後に、100名城スタンプを押印。
城巡りをしていると、このスタンプを押す瞬間も楽しみのひとつです。

伊賀上野城天守

石垣が見やすいよう木々を剪定したほうが良いのではと感じた次第

念願の伊賀牛すき焼き「金谷 本店」へ

お昼は、城下町を10分ほど歩いた場所にある「金谷 本店」へ。
いただいたのは、伊賀牛のすき焼きです。

正直、お値段はかなり立派。
しかも人気店なので、「予約が取れなかったら今回は諦めよう」と思いながら電話をしたのが4月26日(1週間前!)だったのですが、運よく昼の時間帯で予約を取ることができました。

地元でほとんど消費される“幻の伊賀牛”

この伊賀牛、生産量が少なく、ほとんどが地元で消費されるため、一般市場にはあまり出回らないそうです。

柔らかさと旨味はさすがで、「これは地元で消えていくのも納得……」という美味しさでした。

個室で、女将さんが焼いてくれるスタイル。
柔らかくて美味しいお肉でした。

古き良き建物


松阪城跡へ。戦国武将・蒲生氏郷の城を歩く

食後は再び伊賀鉄道と近鉄を乗り継ぎ、松阪へ移動。

駅から10分ほど歩き、松阪城跡へ向かいました。

松阪城は、戦国武将・蒲生氏郷によって築かれた城です。
氏郷は織田信長、豊臣秀吉に仕えた名将で、商業や城下町整備にも優れていた人物として知られています。

石垣に残る“戦国の城”らしさ

現在、天守は残っていませんが、美しい石垣が見どころ。
特に野面積みの力強い石垣は、戦国時代の城らしさを感じさせてくれます。

本丸跡まで登ると、松阪の街並みを一望でき、旅の後半らしい穏やかな空気を感じます。

この辺りは江戸時代に商人の町として発展し、あの「三井財閥」のルーツとなる三井家も松阪の出身。歴史を知ると、城下町散策もさらに面白くなりますね。

松阪城では、歴史民俗資料館へ入館して100名城スタンプを押印。
「城を訪れた証」が少しずつ増えていくのも、100名城巡りの醍醐味です。

本丸跡

角だけ算木積みになっている珍しい石垣


旅の締めは、うな重

そして夕食は、駅近くでうな重。
気づけばこの日は、伊賀牛にうなぎと、かなり贅沢な食の布陣になっていました。

最後は近鉄特急で名古屋へ。

昔の仲間と飲んで――、忍者屋敷に驚き、城を巡り、伊賀牛とうなぎを食べる。
充実したGWの2日間になりました。

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