F1を観てきました。 といっても7/4-6開催のイギリスGP現地観戦ではなく、ブラット・ピット主演の映画「F1」です。 これは、単なる“レース映画”じゃなかった。 F1のスピード、緊張感、そして孤独と情熱——それらすべてがスクリーンに凝縮されていた。 主演のブラッド・ピットが演じる元F1ドライバーの復帰劇は、現実のF1ファンなら誰もが想像していた“もしも”を体現してくれた。年齢、過去の失敗、周囲の視線。すべてを背負ってマシンに乗り込む姿に、胸が熱くなった。 物語の展開は王道そのもの。 ルーキーの挫折、ベテランの奮起、障害、ロマンス、勝利…何度も使われてる文法かもしれない。 でも、それでも心が動くのは、それらがF1という“現実より過酷な舞台”で描かれているからだ。 そして何より驚いたのは、F1のルールや戦術がわからなくても楽しめるようになっていたこと。 映像の臨場感と展開のテンポが抜群で、知識ゼロの人でも引き込まれる。むしろ「F1ってこんなに面白かったんだ」と新たな発見をする人も多いかもしれない。 さらに嬉しいのは、ドライバーだけでなく、フェラーリのフレデリック・バスールやマクラーレンのザク・ブラウンといった実在のチーム関係者も登場して…
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